こんにちは。大阪市中央区心斎橋筋、Osaka Metro「なんば駅」「心斎橋駅」より徒歩3分にある婦人科クリニック「TAKA LADIES CLINIC」です。

人工中絶手術を検討する際、多くの方が最も不安に思うのは身体的な痛みについてではないでしょうか。「中絶手術はどれくらい痛いのだろう」「麻酔はちゃんと効くのかな」という疑問を抱える方は少なくありません。
この記事では、人工中絶手術における痛みの有無や手術方法・妊娠周期による違い、さらに術後の痛みへの対処法まで詳しく解説します。不安を少しでも和らげ、適切な選択をするための参考にしてください。
人工中絶手術で痛みはある?

人工中絶手術を受ける際、多くの方が最も気になるのが痛みです。実際には、手術中と手術後では痛みの種類や感じ方が異なるため、それぞれを分けて理解しておくことが大切です。
手術中の痛みは麻酔で軽減される
人工中絶手術では、静脈麻酔や局所麻酔を使用して処置を行うため、手術中に強い痛みを感じることはほとんどありません。静脈麻酔の場合は、眠っているような状態で処置が進むことが多く、手術中の記憶がほとんど残らない方もいます。
一方で、麻酔の効き方や痛みの感じ方には個人差があります。処置中に圧迫感や軽い違和感を覚えることもありますが、強い痛みを感じるケースはまれです。不安がある場合は、事前の診察で麻酔方法や鎮痛の方針を相談しておくと安心です。
手術後は生理痛のような痛みが起こりやすい
麻酔が切れた後は、子宮が収縮する影響で下腹部に痛みを感じることがあります。多くの場合は生理痛に似た鈍い痛みで、数時間から数日かけて徐々に落ち着いていくのが一般的です。人によってはやや強く感じることもありますが、時間の経過とともに軽くなる傾向があります。
また、少量の出血を伴うこともありますが、これは子宮が回復する過程で起こる自然な反応であり、安静に過ごしていれば改善するケースがほとんどです。
中絶手術による痛みの違い

人工中絶手術には主に吸引法と掻爬法があり、選択される方法によって痛みの傾向が異なります。妊娠週数や子宮の状態に応じて適切な方法が決まるため、各手術の特徴を理解しておくことが大切です。
掻爬法の痛みの特徴
掻爬法はキュレット(金属製の器具)を使って子宮内容物を掻き出す方法です。子宮内を直接操作するため、術後に生理痛のような痛みや出血がやや強く出る場合があります。
現在は麻酔下で行われるため、手術中の痛みはかなり軽減されますが、術後数日は無理を避け、安静に過ごすことが望ましいとされています。
吸引法の痛みの特徴
吸引法は陰圧を利用して子宮内の内容物を吸い出す方法です。掻爬法に比べて子宮への刺激が少なく、術後の痛みや出血も軽い傾向があります。身体への負担が少なく処置時間が短いため、日帰りで手術を受けられるケースも多くみられます。
吸引法には電動式と手動式の2種類があります。
電動吸引法は短時間で処置が進みやすく、身体への負担を軽減しやすい方法です。一方、手動吸引法は妊娠10週前後までの早い時期に用いられる方法で、処置中の音や刺激が少なく、落ち着いた環境で進むのが特徴です。
どちらの方法を採用するかは、妊娠週数や子宮の状態、そして医師の判断によって決まります。個人差はありますが、いずれの吸引法も子宮への刺激が少なく、術後は早く日常生活に戻りやすい傾向があります。
術後は無理をせず医師の指示に従って安静に過ごすことが、回復を早めるために欠かせません。
妊娠周期による中絶の痛みの違い

妊娠週数が進むにつれて子宮の大きさや処置の内容が変化するため、手術中や術後に感じる痛みの程度にも違いが生じます。妊娠初期と中期では手術方法や身体への負担が異なるため、妊娠周期ごとの特徴を知っておくと、痛みへの理解や心構えがしやすくなるでしょう。
妊娠11週頃までの初期中絶
初期中絶では吸引法や掻爬法による日帰り手術が行われることが多く、処置時間も短時間です。麻酔を使用するため、手術中の痛みは軽減されることが一般的で、術後も個人差があるものの生理痛に近い痛みで経過する方が多いでしょう。
ただし、同じ初期中絶でも妊娠週数が進むにつれて子宮内容物が増えるため、妊娠ごく初期に比べて痛みや出血がやや強くなる場合があります。
妊娠12週以降の中期中絶
妊娠12週を過ぎると、子宮口を広げる処置や陣痛を誘発する処置が必要になり、分娩に近い流れで進む中期中絶の方法が選択されます。そのため、初期中絶より身体への負担は大きく、痛みも強く感じられることが一般的です。
処置後も子宮が回復するまで下腹部痛や出血が続くことがあり、医療機関では痛み止めを使用しながら経過を観察します。つらさを我慢せず、症状を医師へ伝えることが大切です。
また、中期中絶は法律上の手続きや医療機関側の体制も初期中絶とは異なるため、対応可能な医療機関が限られる点にも留意が必要です。実施を検討する際は、早めに医療機関へ相談し、必要な手続きや流れについて確認しておくようにしましょう。
人工中絶手術後の痛みはいつまで続く?

人工中絶手術後は、子宮が元の大きさへ戻ろうと収縮するため、生理痛のような下腹部痛を感じることがあります。手術当日から翌日にかけて痛みが強く、時間の経過とともに軽くなるのが一般的です。
初期中絶では数日以内に日常生活へ支障がない程度まで改善する方が多く、軽い出血が1〜2週間続く場合もありますが、少しずつ量が減っていくのが通常の経過です。一方、妊娠週数が進んでから人工中絶手術を受けた場合は、子宮が大きくなっているため回復に時間がかかる傾向があります。
また、中期中絶では分娩に近い経過をたどるため、下腹部痛や出血が初期中絶より長引くことがあります。退院後も医師の指示に従い、十分な休養を取りながら体調の変化を確認することが大切です。
処置後は下腹部痛のほか、少量の出血や倦怠感がみられることもあります。これらは回復過程で起こりやすく、安静に過ごせば改善することが多いでしょう。
ただし、痛みが時間とともに強くなる、出血量が増えるなどの変化がある場合は通常の経過とは異なる可能性があります。自己判断せず、手術を受けた医療機関に確認してください。
手術後の痛みが続く場合の対処法

ほとんどの場合、術後の痛みは自然に軽快しますが、強い痛みが続く場合や体調に異変を感じた場合は、適切に対応することが大切です。
処方された鎮痛薬を適切に使用する
術後の下腹部痛に対しては、医療機関から鎮痛薬が処方されることがあります。医師や薬剤師から説明された用法・用量を守って服用すると、痛みを和らげやすくなります。
市販薬を追加で服用したい場合は、処方薬との飲み合わせに注意が必要です。自己判断で併用せず、医療機関へ確認すると安心でしょう。
無理をせず安静に過ごす
手術後は身体が回復するための大切な時期です。激しい運動や重い荷物を持つ作業は控え、十分な睡眠と休息を心掛けましょう。また、身体を冷やさないように過ごすことで、下腹部の違和感が和らぐ方もいます。
栄養バランスの良い食事や水分補給も、体調を整えるうえで役立ちます。
強い痛みや発熱がある場合は早めに受診する
術後は下腹部痛のほか、少量の出血や倦怠感がみられることがあります。これらは回復過程で起こりやすく、安静に過ごすと改善することが多いでしょう。
ただし、次のような症状がある場合は、子宮内感染や子宮内容物の遺残などが起きている可能性も否定できません。
- 鎮痛薬を飲んでも改善しない強い腹痛
- 38℃以上の発熱
- 悪臭のあるおりもの
- ナプキンが短時間でいっぱいになるほどの大量出血
- 時間がたつほど痛みが強くなる
これらの症状がみられた場合は、速やかに医療機関を受診してください。早期に対応することで、重症化を防ぎやすくなります。
まとめ

人工中絶手術は麻酔を用いて行われるため、手術中に強い痛みを感じることは少ない傾向にあります。しかし、術後には子宮収縮による痛みが数日から1週間ほど続くことがあります。
痛みの程度や回復の早さには個人差があり、妊娠週数や体調によっても変化します。
また、手術方法や妊娠週数によって身体への負担や費用、リスクは一人ひとり異なります。事前の診察では医師から十分な説明を受け、疑問や不安があれば遠慮なく相談しましょう。正しい知識を持ち、身体をいたわりながら過ごすことが、安心した回復につながります。
人工妊娠中絶手術を検討されている方は、大阪市中央区心斎橋筋、Osaka Metro「なんば駅」「心斎橋駅」より徒歩3分にある婦人科クリニック「TAKA LADIES CLINIC」にお気軽にご相談ください。
当院は、女性患者さんが安心できる空間を提供することを意識してさまざまな診療にあたっています。人工妊娠中絶手術だけでなく、アフターピル、ピルの処方や、ブライダルチェック、不妊治療、性病・性感染症の検査・治療なども行っています。