こんにちは。大阪市中央区心斎橋筋、Osaka Metro「なんば駅」「心斎橋駅」より徒歩3分にある婦人科クリニック「TAKA LADIES CLINIC」です。

「婦人科検診の予約を入れてあるのに生理が来た」「検査に影響があるなら日をずらしたほうがいいのかな」といった不安を抱える方は少なくありません。生理中は経血の影響で検査結果が正確に出にくいことがある一方、症状によってはすぐに受診したほうがよい場合もあります。
この記事では、生理中に婦人科検診を受けても大丈夫なのか、検査への影響、生理中でも受けられる検査や避けたほうがよい検査、受診時の注意点や相談の目安をわかりやすく紹介します。ご自身の予約日程を決める際の参考にしてください。
生理中でも婦人科検診は行ってもいい?

生理中でも検診を受けることは可能です。ただし、検査項目によっては経血が影響し、正確な結果が得られにくい場合があります。医療機関によっては受診を控えるよう案内していることもあるため、予約時に確認しておくと安心です。
生理は月経周期に伴う自然な現象であり、恥ずかしく感じる必要はありません。婦人科は生理中の患者さまへの対応にも慣れており、経血量や体調に合わせて調整できることもできます。
出血量が多い場合や体調がすぐれないときは、無理をせず症状を伝えたうえで受診の可否を相談しましょう。一方で、強い痛みや不正出血など気になる症状がある場合は、生理中であっても早めの受診が望ましいといえます。
受診を先延ばしにすると、体の異変に気づくのが遅れることもあるため注意が必要です。
生理中だと検査にどう影響する?

生理中は月経血の影響により、検査の精度や観察のしやすさが変わる場合があります。ここでは、検査結果に影響が出やすい項目と受診時の確認ポイントを解説します。
月経血が検体に混ざる可能性がある
子宮頸部細胞診は、子宮頸部の細胞を採取して異常の有無を調べます。そのため、生理中は検体に血液が混ざりやすく、細胞の状態を正確に評価しにくくなることがあります。
ただし、必ずしも実施できないというわけではありません。予約日と生理が重なった場合は、医療機関へ相談してみましょう。
HPV検査も注意が必要
子宮頸がん検診では、細胞診に加えてHPV感染の有無を調べるHPV検査が行われることがあります。こちらも子宮頸部から検体を採取するため、検査を受けられるかどうかは自治体や医療機関の案内を確認することが大切です。
生理中は受診できないと決めつけない
生理中だからといって、すべての診療が受けられないというわけではありません。詳しくは次の章で紹介しますが、月経血が検体に影響しない診療は生理中でも行われます。受ける予定の検査内容によって対応が異なるため、事前に確認しておきましょう。
生理中でも問題なく受けられる検査・受診内容

すべての検査が経血の有無に影響を受けるわけではないため、目的に応じて受診のタイミングを検討することが大切です。
また、経血量が少ない生理の終わりかけであれば、通常とほぼ同じ精度で検査を行える場合もあります。迷ったときは、予約時に生理の状況を伝えて確認しておきましょう。
血液検査・問診
問診は、体調や症状の経過を伝える内容が中心のため、問題なく行えます。気になる症状や周期の変化などがあれば、遠慮せず伝えることでより正確な診察につながるでしょう。
また、血液検査も、経血が検体に混ざる影響を受けにくい検査です。ただし、貧血の評価では月経による出血が数値に影響することがあります。
ホルモン検査の場合は月経周期や目的によって採血しても良い時期が異なるため、検査項目や目的を事前に医療機関へ確認しておくと安心です。
視診や緊急性の高い診察
視診による外陰部の状態確認や、明らかな異常症状がある場合の緊急的な診察については、生理中を理由に断られることは基本的にないでしょう。感染症の疑いがある場合も、緊急性が高ければ実施されるのが一般的です。
経腟超音波検査
経腟超音波検査は、細いプローブを腟内に挿入し、子宮や卵巣の状態を画像で確認する検査です。生理中でも実施できる場合があり、経血が必ずしも検査の妨げになるわけではありません。
検査を行う時期は、症状や疾患、検査の目的によって異なります。出血量が多い場合や体調がすぐれないときは無理をせず、予約時に医師や医療機関へ相談してみてください。
また、受診時期を指定されている場合は、案内に従って受けるようにしましょう。
生理中だと受診しづらい検査

一方で、生理中は避けたほうがよいとされる検査もあります。代表的なものを確認しておきましょう。
子宮頸がん検診の細胞診
前述の通り、子宮頸がん検診の細胞診は経血が混ざると判定不能となり、再検査が必要になるケースが少なくありません。せっかく受診しても正確な結果が得られなければ、検査の意味が十分に活かされないことがあります。
おりもの検査
おりものの検査は、検査方法や採取部位によっては経血の影響を受ける可能性があります。予定している場合は、生理中であることを事前に伝え、実施できるか、日程を変更したほうがよいかを医療機関に確認しましょう。
判定不能となれば再検査の手間も生じるため、あらかじめ避けておくほうが結果的に効率的です。
婦人科検診を受けるベストなタイミング

細胞診やHPV検査は経血の影響を避けるため、月経中を避けて受けることが一般的です。生理終了後の具体的な受診時期は、検査内容や医療機関の方針によって異なるため、予約時に確認しましょう。
生理終了後一週間前後が理想的な理由
この時期は経血の影響がなく子宮内膜も薄い状態にあるため、検診の精度が高まりやすいとされています。また、排卵期を避けることも意味があります。排卵期には子宮頸管粘液の状態が変化し、おりものの量が増えるため、感染症検査などの結果に影響することがあるからです。
周期が不規則な方の予約の立て方
月経周期が不規則な方は、次の生理予定日から逆算するのではなく、基礎体温やアプリで周期を記録し、生理終了後のタイミングを把握しておくと予約が立てやすくなります。仕事や育児で日程調整が難しい方も、可能な範囲でこの時期に合わせると良いでしょう。
定期的に受診している方は、前回の周期を参考にしながら次回の予約日を決めておくとよいでしょう。
生理中に婦人科検診を受けるときの注意点

やむを得ず検診を受ける場合、いくつか注意しておきたい点があります。
事前の準備
経血量が多い日は検査自体が難しくなることがあるため、可能であれば生理の終わりかけの時期を選ぶとよいでしょう。当日はナプキンやおりものシートなど、普段より多めの生理用品を持参しておくと安心です。
生理痛が強い時期であれば、鎮痛剤の携帯も検討しておくとよいでしょう。
スタッフへの申告と体調管理
診察前には必ず、生理中である旨をスタッフや医師に伝えることで、調整や日程の再提案など適切な対応をしてもらいやすくなります。生理中は経血によって普段より痛みを感じやすい方もいるため、体調に不安があるときは遠慮なくその旨を伝えることが大切です。
無理をして最後まで診察を受ける必要はなく、途中で中断を申し出ても問題ありません。
検査後に確認しておきたいこと
生理中の場合、判定不能などの理由で再検査が必要になることもあります。結果の説明を受ける際に、次回の受診時期についても確認しておくと安心です。
生理中でも早めに受診したほうがいい症状

生理中であっても、以下のような症状がある場合は早めに受診したほうがよいことがあります。緊急性が高いと判断されれば生理中でも必要な検査や処置が行われるため、自己判断で我慢を続けるより専門家に相談したほうが安心につながるでしょう。
生理の量や状態に異変がある場合
出血の量が急に増えた、レバー状の塊が多く出る、普段より大幅に期間が長引いているといった場合は、子宮筋腫や子宮腺筋症、ホルモンの変化など、何らかの原因が関係している可能性があります。症状が続く場合や、普段と明らかに異なる場合は婦人科に相談しましょう。
痛みや発熱を伴う場合
強い下腹部痛や発熱を伴う場合、生理とは無関係な感染症や炎症が起きていることも考えられるでしょう。また、不正出血や、経血の色や臭いに明らかな異変を感じる場合も注意が必要です。
まとめ

生理中であっても婦人科を受診することは可能です。ただし、子宮頸がん検診の細胞診やHPV検査など、経血の影響を受けやすい検査は月経中を避けるよう案内されることがあります。
一方で、経腟超音波検査などは実施できるものもあり、適した時期は検査の目的や医療機関の方針によって異なります。強い痛みや出血量の異常、不正出血、発熱などがある場合は、受診を先延ばしにせず早めに相談しましょう。
予約日と生理が重なったときは、それを伝えたうえで受診または日程変更について医療機関に確認すると安心です。
婦人科検診を検討されている方は、大阪市中央区心斎橋筋、Osaka Metro「なんば駅」「心斎橋駅」より徒歩3分にある婦人科クリニック「TAKA LADIES CLINIC」にお気軽にご相談ください。
当院は、女性患者さんが安心できる空間を提供することを意識してさまざまな診療にあたっています。人工妊娠中絶手術だけでなく、アフターピル、ピルの処方や、ブライダルチェック、不妊治療、性病・性感染症の検査・治療なども行っています。