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細胞診だけではない、HPV検査という選択肢

2026年01月23日 (金)

こんにちは。大阪市中央区心斎橋筋、Osaka Metro「なんば駅」「心斎橋駅」より徒歩3分にある婦人科クリニック「TAKA LADIES CLINIC」です。

30〜60歳を対象に「HPV検査(ヒトパピローマウイルス検査)」が子宮頸がん検診の一部として、2024年4月から一部の自治体で正式に導入されました。
この検査では、子宮頸がんの原因の多くを占めるHPV感染の有無を調べることで、より早い段階でリスクに気づき、適切なフォローにつなげることができます。通常の子宮頸がん検診と一緒にHPV検査を受けることで、より安心感をー。
当院では、こうした動きに先駆けて以前よりHPV検査を導入しており、患者さまの年齢やリスクに応じた検診を行っています。

 

HPVって何?

HPV(ヒトパピローマウイルス)は、性交渉でうつるウイルスで、子宮頸がんの原因の約95%を占めます。
女性の8〜9割が一度は感染するといわれていますが、多くの場合は免疫の力で自然に排除されます。ただ、感染が長く続くと、子宮頸がんにつながることがあります。

「細胞診」と「HPV検査」の違い

これまでの検診では、子宮の入り口(子宮頸部)から細胞を採取し、異常がないかを調べる「細胞診」が主流でした。
対象は20歳以上で、2年に1回の受診が基本です。

一方の「HPV検査」は、ウイルスの有無を調べます。
対象は30〜60歳で、感染がなければ次の検診は5年後になります。

HPV陽性でも、すぐにがんになるわけではありません

HPV検査で陽性となっても、すぐにがんというわけではありません。
実際に感染が続いても、がんになる人はごく一部で、HPV感染者を8000人と仮定すると、感染が続くのは500人、子宮頸がんに進行するのは1人程度としています。

陽性だった場合は、追加で細胞診を行い、必要に応じて定期的に経過を観察します。
大切なのは、きちんと検査を続けることです。

自治体のHPV検査導入状況

HPV検査の導入は自治体(市町村)の判断に委ねられており、受診者情報のデータベース整備など、厚生労働省が定める条件を満たす必要があります。
そのため導入自治体はまだ限られており、全国的にも一部にとどまっています。大阪市も現在は公費による検査は未導入で、自費のみの対応です。

予防のカギは「ワクチン+検診」

子宮頸がんは、予防できるがんです。
HPVワクチンと定期的な検診を組み合わせることで、リスクを大きく下げられます。
不正出血やおりものの変化などといった症状がなくても、まずはご自身の状態を知ることが大切です。

 

まとめ

当院では、このHPV検査を以前から行なっており、患者さまの状態に応じて、従来の細胞診と使い分けながら検査をご案内しています。
気になることがあれば、いつでもご相談ください。