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人工中絶手術とは?手術可能な週数・流れ・費用を徹底解説

2025年11月21日 (金)

こんにちは。大阪市中央区心斎橋筋、Osaka Metro「なんば駅」「心斎橋駅」より徒歩3分にある婦人科クリニック「TAKA LADIES CLINIC」です。

妊娠がわかった女性

予期せぬ妊娠やさまざまな事情により、人工中絶を選択せざるを得ない状況に直面する方も少なくありません。「どのタイミングで手術ができるの?」「身体への影響は?」など、不安や疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、人工中絶手術の基本的な知識から、手術が可能な週数や条件、リスク、手術の流れ、費用などを詳しく解説します。少しでも、さまざまな理由で中絶を選択する方の助けになれば幸いです。ぜひ最後までお読みください。

人工中絶手術が可能な妊娠週数

人工中絶手術が可能な妊娠週数を確認する人

妊娠週数は、最後の生理開始日を0日として、0〜6日までを妊娠0週、7〜13日までを妊娠1週と数えます。日本の法律において、人工中絶手術が認められている妊娠週数は、満22週未満(21週6日まで)です。

これは母体保護法に基づくもので、22週以降の中絶は原則として認められていません。それ以降に人工中絶手術を受けることはできず、もし手術を実施した場合は、中絶をした方だけでなく、中絶に関わった医師や助産婦も罪に問われます。

初期中絶と中期中絶の違い

中絶手術は、大きく分けて初期中絶と中期中絶の2つがあります。

初期中絶は、妊娠12週未満(妊娠11週6日)までに受ける手術です。吸引法や掻爬(そうは)法といった術式で、子宮の内容物と子宮内膜を取り出します。

中期中絶は、妊娠12週以降から妊娠22週未満までに行われる処置です。入院して子宮の収縮を促す薬剤を投与し、陣痛を起こして分娩方式で行います。

週数が進むほど、身体への負担や精神的な影響も大きくなるため、早期に判断するのが望ましいです。

また、当院では初期中絶に対応しており、中期中絶の方は他院へ紹介になります。

人工中絶手術が可能な条件

人工中絶手術が可能な条件のチェックリストイメージ

日本において人工中絶が認められるには、母体保護法に基づく一定の条件を満たしている必要があります。すべての妊婦が自由に中絶を選択できるわけではなく、法律に則った正当な理由が必要ということです。

具体的には、経済的な理由、または身体的な理由により、妊娠の継続や分娩が母体の健康を著しく害する恐れがあると医師が判断した場合が該当します。暴行や脅迫によって、抵抗・拒絶できない状況において妊娠した場合も、人工中絶手術が可能です。

また、人工中絶には、原則として本人と配偶者の同意が必要になります。未成年者の場合や特別な事情がある場合には、保護者の同意が求められることもあります。

ただし、配偶者が分からないケースや、何らかの理由で配偶者が意思表示をすることが困難なケース、妊娠後に配偶者が亡くなったケースなどでは、配偶者の同意は不要です。

人工妊娠中絶手術のリスク

Risks of abortion surgery_1558402955

人工中絶手術は医療行為である以上、一定のリスクが伴います。現代では医療技術が進歩しており、適切な時期に信頼できる医療機関で処置を受ければ重大な合併症の発生率は低いとされていますが、それでもまったくリスクがないわけではありません。

初期中絶におけるリスク

初期中絶(妊娠12週未満)では、主に掻爬法や吸引法による処置が行われます。これらの処置に伴うリスクとしては、子宮穿孔、感染症、不完全中絶(妊娠に関わる内容物が子宮内に一部残る状態)などが挙げられます。

中期中絶におけるリスク

中期中絶(妊娠12週以降)になると、陣痛誘発剤を使用して子宮内の内容物を排出する方法が選択されます。この場合、出血量が多くなる傾向があり、貧血や感染症のリスクも高まります。

また、心理的な負担も非常に大きく、手術後に強い罪悪感や喪失感を抱えるケースも少なくありません。

精神的な影響

精神的な影響は、身体的な合併症と同様に注意が必要です。中絶に対する葛藤や後悔、社会的な偏見などにより、うつ状態に陥る人もいます。そのため、手術前に医師と十分に相談し、必要に応じてカウンセリングを受けることが推奨されます。

中絶手術は母体保護法という法律で認められた、女性を守るための権利の一つです。心身の負担を少しでも軽くするためにも、1人で悩まずに、クリニックに相談しましょう。

人工妊娠中絶手術の流れ

人工妊娠中絶手術の診察を受ける女性

人工中絶手術は、一般的には以下のような流れで進みます。いずれの段階でも、患者さまの身体的・精神的な負担を最小限に抑えるため、医師や医療スタッフとの十分なコミュニケーションが大切です。

ここでは、人工妊娠中絶手術の流れを確認しておきましょう。

初診・診察

まず行われるのが初診・診察です。ここでは、妊娠検査と超音波検査を通じて妊娠の有無と週数を確認し、手術の適応時期であるかを判断します。また、感染症や血液検査なども実施し、手術についての説明も行われます。

その後、カウンセリングや同意書の説明が行われ、本人および配偶者の署名を依頼します。手術の予定日も決定されます。

手術前日の準備

当院では、手術の8時間前から絶飲食をお願いしております。中絶手術の際には麻酔を使用しますが、麻酔をかける際の身体への負担軽減、嘔吐による窒息防止のためです。常備薬の服用、喫煙含め、水やキャンディー・ガムなど、全ての飲食を控えるようにしましょう。

また、手術当日は入浴できませんので、入浴も済ませておき、睡眠をしっかりとっておきましょう。

手術当日の準備

手術当日、受診後は手術同意書の提出、健康状態の確認などを行います。手術着に着替える前に内診も行い、術前処置として子宮の出口を拡張し、クリニック内で2時間ほどお休みいただきます。

その後、手術着に着替えて麻酔薬を点滴します。

手術

心電図や血圧、酸素飽和度を測定し、患者さまの全身状態を注意深く観察しながら、手術を進めます。吸引法や掻爬(そうは)法といった方法で、子宮の内容物を排出します。

手術の所要時間は、週数によりますが5〜10分前後です。

術後

手術後は、麻酔の効果が切れるまで回復室で1〜2時間ほど休んでいただきます。子宮収縮に伴う月経痛のような痛みが生じることがありますが、時間の経過とともに軽快していきますので、過度に心配する必要はありません。

症状が強い場合は、痛み止めや吐き気止めの投与を検討します。

手術後の過ごし方の説明や抗生物質の処方を行った後、ご帰宅いただけます。帰宅後でも、万が一激しい腹痛や高熱が出た場合は、すぐにクリニックに連絡しましょう。

術後の診察

術後の診察までは、処方された抗生物質を指示通りに服用しましょう。出血が1週間ほど続くため、翌日からその間はシャワーのみ可能です。

入浴に限らず、安静に過ごすことを意識するようにしてください。

手術後、1週間〜10日ほど経過したら、術後診察を受けます。全身状態や出血の状況などを確認します。問題がなければ、この日から入浴が可能になります。

また、精神的な不調を感じる場合は、専門のカウンセリングを受けることも検討しましょう。

人工妊娠中絶手術の費用

人工妊娠中絶手術の費用のイメージ

人工中絶手術の費用は、妊娠週数や手術方法、入院の有無、医療機関の所在地によって異なります。日本では中絶は健康保険の適用外となる自由診療に該当するため、全額自己負担となるためです。

ただし、母体の中で赤ちゃんが死亡してしまった場合は、保険適用となります。ここでは、当院の人工妊娠中絶手術の費用をご紹介します。なお、土日でも追加費用はかかりません。

<人工妊娠中絶手術の費用>

項目 費用(税込)
初診時にかかる費用

(超音波検査+感染症検査を含む)

1万1,000円
10週未満の手術 10万円
10週〜12週未満の手術 20万円
麻酔薬代など 1万円
術前処置 5,000円
術後薬 3,000円
病理検査 5,000円

まとめ

お腹に命が宿るイメージ

人工中絶手術とは、さまざまな事情により妊娠の継続が難しいと判断された場合に、法律の範囲内で行われる医療行為です。中絶が可能な週数には上限があり、妊娠22週未満でなければ手術を受けることはできません。

また、身体的・精神的なリスクや、法律上の条件、費用なども含め、慎重な判断が求められる分野です。人工中絶手術の流れやリスク、費用などを解説しましたが、最も大切なのは一人で悩まず、信頼できる医療機関や支援機関に相談することです。

命と向き合う重大な決断だからこそ、正しい情報とサポートを得た上で、自分にとって最善の選択ができるよう、心から願っています。

人工妊娠中絶手術を検討されている方は、大阪市中央区心斎橋筋、Osaka Metro「なんば駅」「心斎橋駅」より徒歩3分にある婦人科クリニック「TAKA LADIES CLINIC」にお気軽にご相談ください。

当院は、女性患者さんが安心できる空間を提供することを意識してさまざまな診療にあたっています。人工妊娠中絶手術だけでなく、アフターピル、ピルの処方や、ブライダルチェック、不妊治療、性病・性感染症の検査・治療なども行っています。

当院のホームページはこちらWEB予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。